ESG活動


社会貢献


公益信託 東海澱粉国際交流奨学基金

奨学生インタビュー【1】
将来的な夢は、貧困をなくし、よりよい社会へと変えていくこと。 バングラディッシュ出身浜松医科大学大学院医学系研究科博士課程在籍 シャーカーさん
Q.日本でどんな研究をしていますか?

A.現在は、アルツハイマー病や進行性の脳障害について研究しています。組織分化や器官形成に関わる遺伝子について、マウス実験で解明していく研究です。

Q.日本留学のきっかけは?

A.日本に来る前に一時期アメリカで研究しておりましたが、同じく高い技術を持つ日本で研究をするため、日本留学が決まった妻とともに家族4人で来日しました。

Q.バングラディッシュからみた日本は?

A.私の母国では、日本はとても親しみのある国です。様々な面で支援を受け、子供のころから日本を身近に感じていた事も、こちらへの留学を決めた理由の一つです。

Q.奨学金についてどう思いますか?

A.日本は物価が高いので家族で暮らすのに余裕はありませんが、生活が安定して研究に専念できることを、東海澱粉さんには感謝しています。今後も留学生の支援とともに「食」を通じた人々への貢献を続けていただきたいと思います。

Q.将来の夢は何ですか?

A.帰国後は大学や研究所で専門職に就くつもりです。その次のステージとして、最終的には政治に関わりたいと思っています。まだ発展途上段階にあるバングラディッシュの貧困を減らし、教育の機会を増やすことで社会を変えていくというのが私の夢です。