INTERVIEW

先輩社員インタビュー

思う存分、駆け抜けろ。

入社5年目 大阪量販支店

※役職・社歴は、取材当時のものです。

福山 直輝NAOKI FUKUYAMA

自分が一番成長できる環境で、一生懸命にやってみたい。
大学は海洋学部で、趣味は釣り。自分の好きな水産物を扱える仕事をしたくて、TDCの門を叩きました。同業他社からも内定はもらっていましたが、TDCの座談会に参加した際に先輩社員の方が自身の仕事をすごく楽しそうに話しをしていたのが印象的でTDCへの入社を決めました。最初の配属面談では、せっかく働くなら多少しんどくても、一番成長できる環境に身を置きたくて大阪量販を希望しました。

…で、実際配属されてみてどうだったかって、大阪量販事業所への配属辞令を受け出社初日からいきなり洗礼を受けました…。当時は土曜出勤があったので土曜日に事業所へ挨拶に行ったら「明日(日曜)仕事ね」と言われた時に、まずびっくり。先輩やトレーナーがフォローしてくださる中で、初めての仕事がすぐに始まったのです。そして今でも忘れません。初めての営業会議のあと、所長とトレーナーが残って僕にこんな話をしてくださったんです。
「営業はプロセスも大切だが、結果がすべて。自分がいなくなったら会社やお客様、仕入先様にとって困る存在になれ。もしもそうなれれば、どこでも活躍できる人材になれるぞ」と。

当時の僕は、「新入社員にいきなりめっちゃ厳しいこと言うやん……」と思ったのも正直なところですが、今となってはこれが僕の仕事の信念となっています。この会社を選択したことは、やっぱり正しかった。デキる先輩たちが多い大阪量販のなか、早く先輩たちに追いつきたい、自分も一人前の仕事ができるようになりたい、と必死になれる環境で自分を鼓舞させることができたのです。
福山 直輝
若手1位となった営業数字。
熱量と成果は比例する。
まさに“がむしゃらに”と言う言葉がふさわしい1年目でした。スーパーなどの量販店さんがお客様なので、例えば試食販売のイベントがあれば土日でも関係なく駆けつけるし、夜遅くにバイヤーさんから電話があって「荷物が来ていないからどうにかして」と電話がかかってきたり。もちろん休める日はありますが、体力勝負なところもありました。

でも、苦しかったことって正直今は覚えていなくて、毎日がすごく楽しかったんです。何といっても、次々と自分が商談したものが店頭に並び、売り上げとして結果が出るスピードが速い。特に新人営業は先輩からの引き継ぎのお客様だけでなく、新規のお客様を獲得するのも大きな役割なので、新規開拓にも力を注ぎました。先輩から新規アポイントの取り方を教わり、最初は同行して一緒に商談をしてもらって勉強させて貰いました。2件ほど同行してもらった後は、すぐに自分一人で新規営業に体当たりしていました。量販店だけでなく惣菜屋さん、居酒屋、仲卸業者…、新しい取引先を探しては先輩がまだやっていない商材を売りに行ってみたり、これだったらこのお客様にウケるかも、と提案するなど、とにかく行動しました。もともと新しいことに挑戦するのも好きでしたし、先入観なく直感で、まずは全部勝負しにいってみようと動き続けました。結果的に、売り上げの数字もついてきて、営業マンとしてやっていく上で大きな自信になりました。
福山 直輝
次のステージへのチャンスをもらった4年目。
昨年から関西の大手量販店2社を含め、10社ほどを担当し、主に鰹鮪製品、養殖魚の販売をしています。中でも自分の仕事のスケールを広げる転機となったのは、所長が担当していた大手量販店を任せてもらうことになったことです。所内でも大口のお客様で、売上規模は月間9000万円ほど。「自分がコケたら営業所も大変なことになる…」と、大きなプレッシャーを感じましたが、信頼して任せてもらったからには期待に応えたい。ここからまた、僕の新しい挑戦が始まりました。

これまではさまざまな取引先へ自分のアイデアを自由に勢いよく提案していくスタイルでしたが、任された大手量販店ではそのやり方だけでは通用しません。お客様にとっては数ある仕入れ先のひとつであり、「なぜこの商材をTDCから買うメリットがあるのか」を論理立ててきちんと説明するために情報を集め、プレゼン資料を作り商談に臨んでいます。しかし、最初はなかなか結果が出せず、苦戦する日々が続きました。
福山 直輝
「どう攻めるか」を、考える。
入社4年目頃から、仕事は体力勝負よりも頭脳戦となりました。
例えば、僕らの強みのひとつは「全国に営業所を持っていること」。他の量販店の情報や産地の水揚げ情報などをたくさん持っているからこそ、お客様にリアルタイムで有益な情報を提供しながら、一緒に良い商品を作る提案ができるのです。また、冷凍の鮪や鰹、鰻、鯖、養殖魚など、TDCグループで原料、製品を確保できるので、スピーディーで細やかな対応や、他社とは差別化した商品を提案できるという強みもあります。

なぜ、他社でなくTDCから、もっと言えば僕と取引をすることでお客様にどんなメリットがあるのか。それをお客様に伝えるために、商材の情報を勉強し、語れるようになること。そして、お客様が何を求めているかを考え、把握して、より必要とされる商品を提案していくことを考えて仕事をするようになりました。また、お客様だけでなく、仕入先様の立場であればどういう対応をしてほしいのかも日々意識した上で仕事をしています。

大手量販店を担当するようになってから約1年、ようやくお客様へも自分のアイディアを、自信を持ってプレゼンできるようになってきたと思います。
福山 直輝
興味を持って、行動する。
好きだから駆け抜けられた。
この5年を振り返ると、本当に一瞬で駆け抜けた、という気がします。それは自分にとっては幸せなことで、「好きなことを扱える仕事を選んだ」ということが頑張れた要因だったと思います。
もちろん大変なこともたくさんありますが、自分で考えて、興味を持ったことにとことんチャレンジできる環境があり、行動すればその分だけ結果がついてくる。まさに“鮪のように”常に動いていたい僕のような人間には、この仕事が合っていたと思います。そして自分が本当においしいと思って提案した商品が、バイヤーに価値を認められて採用され、店頭で販売される。「食に関わりたい」と思って入社した僕にとっては、やはりそれを見るのが嬉しくて、時々家族にも「これ俺の提案したやつだよ」と自慢しています。

これからは、自分のフィールドをもっと広げたいと思っています。まずは今担当している大手量販店を伸ばすこと。そして、何かひとつでも自分が担当をしてから販売を開始した商材を作りたいと思っています。また、大阪だけでなく、営業スタイルの違う土地でも勝負をしてみたいし、海外からの新規商材の輸入や原料販売等も経験してみたい。僕の挑戦は、これからも続きそうです。
福山 直輝
福山 直輝
休日の過ごし方
釣り、ゴルフ、野球観戦、愛犬と遊ぶ
趣味
釣り、ゴルフ、野球観戦
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TDCに入ってよかったこと
行きたいと思った場所に仕事を作れば行けること、自分のやりたいように仕事が進められること、そしてデキる営業がいっぱいいることです。